Development Report
公開したツールの「立場のズレ」を、その日のうちに直しました
2026.08.09
公開したばかりの「その集まり、本当に無料ですか?」に設計上の欠陥が見つかり、同じ日に修正しました。
何が起きていたか
このツールは最初に参加人数を聞きます。ところが人数を決められるのは主催者で、参加者には動かせません。それなのに結果は「あなたの持ち帰り」という参加者向けの言い方で返していました。入力する人と、結果を受け取る人がズレていたわけです。
もう1つ、回収の対象も間違っていました。会場に集まっている時間の総額を「あなたが払った費用」のように見せていましたが、参加者が実際に投じたのは自分の時間ぶんだけです。
どう直したか
- 冒頭に参加者/主催者のモード切替を追加。入力は共通のまま、結果の言い回しと、帰る前にできることのリストだけを分けました
- 参加者モードでは、回収の対象を「場の総額」から「自分が投下した時間」に変更しました
- 名刺を交換できる人数から継続して連絡する人数までの目安を置きましたが、これは制作者の実感値であって一般則ではありません。そのまま数えず、自分の数字に書き換えて使えるよう、入力欄にしています
あわせて、結果の数字が背景に溶けて読みにくかった配色と、500人中498人でも「100%」と表示されてしまう端数の丸めも直しました。
学び
入力欄を作るときは、その値を動かせるのが誰かまで確かめる。聞く相手と結果を渡す相手が違っていても、動いてしまうので気づきにくいところでした。