収入を急に増やすのは難しいですが、支出を減らす事はすぐ出来ます。
先ずは減っても生活に支障が無い保険から見直しましょう。
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なぜ、保険からか!
保険はお金がある程度貯まれば、不要だからです。
特に医療保険と生命保険は不要です。
日本では国民皆保険となっており、多くの人が国民保険、厚生保険、共済保険のいづれかの国民保険に入っています。
国民保険には高額医療費の補助制度があり、一月10万円程度で個人負担は頭打ちとなります。
医療保険に加入するのは二重に保険に入っている様なモノです。
生命保険も独身では不要です。相続税がかかるほど多く資産を持っていて、少しでも税金を抑えて相続したいという人以外は不要です。
但し、損害保険は自分の賠償出来ない範囲もカバー出来るので、自動車保険や個人賠償保険、火災保険は入っていた方が良いです。
保険の基本的な考え方
保険は基本的に100⇨110する様なモノではなく、100⇨60になったモノを70〜100に戻す。正確には買ったり、修理したりして原状回復するモノになります。
その原資は何かというと、加入している人の保険料になるので、不幸の宝くじとなっています。
どんだけ入院しているの
下の表は「厚生労働省の平成26年(2014)患者調査の概況」の資料です。
統計を見てみると、年間に132万人(100人に1人)が入院しています。これだけ見ると、非常に多くの人が入院しているの様に感じます。
内訳をよく見てみると、65歳以上が7割を占めている事が分かります。
つまり、1000人に30人(0.3%)くらいしか入院しません。
また、同じ人が入院している事もあるので、そう考えるとより確率は減少します。
「厚生労働省の平成26年(2014)患者調査の概況」
入院って何日くらいするの?
下の図は「厚生労働省の平成26年(2014)患者調査の概況」の資料です。
グラフを見ての通り、入院日数は65歳以下の人では20~30日です。
数値で検証
色々な保険ありますが、入院日数×5,000円支給される終身保険で大体1,500円/月です。
30日入院すれば、5,000×30日=150,000円 になります。
100ヵ月分の支払うまでに30日入院を繰り返せばプラスですが、基本はマイナスです。
まとめ
医療保険はいらない。解約して、そのお金を貯めたり、運用しましょう!