家族が増えてくると、養うのに「お金」が必要になってきます。
具体的には1人扶養家族が増えると、支出は「√倍」になります。
扶養家族が3人だと、自分を含めて√4=2倍となります。
我が家では、株式投資する事で経済的負担が軽くなっています。
株式投資をしたいけど、「本当に儲かるの?」と始められない人のために、参考になればと
思い、「ポートフォリオ」と「運用銘柄」の一部を公開いたします。
※投資は自己責任です。無理のない範囲での投資をオススメします。
Contents
ポートフォリオ
2021年10月時点のポートフォリオを棚卸しました。
資産配分
資産配分は以下の通りになっています。

- 米国株を中心とした「外国株」が50%と一番比率が高いです。「ETF」や「投信」も、この中に含まれています。
- 次いで多いのが、「その他」27%
- その次が「日本株」14%
- 「現預金」は8%
- 「香港株」を外国株に入れていないのは、香港ドル建てだからです。
かなり、米国を中心とした世界成長に期待している構成になっています。同じ業種で日本株と米国株を比べると、日本株の倍以上の利益率の企業が「外国株」では標準です。
例えば、「銀行」「通信」で比較
企業 | 利益率(売上、利益) |
---|---|
三菱UFJグループ | 利益率12.8% (売上60,253億、利益7,770億) |
バンクオブアメリカ | 利益率34.7% (売上51,585M$、利益17,894M$) |
NTT | 利益率7.7% (売上119,439億、利益9,161億) |
ベライゾン | 利益率13.9% (売上128,292M$、利益17,801M$) |
利益と株価は原理的に相関関係があります。「利益が高い」≒「株価が高くなる」という可能性が高いので、「日本株」より「外国株」を高く持っている理由です。
ドル建てですが、米国に偏らない様に「ADR」や「ETF」で国際分散を進めています。
現預金の方は絶対額として、「1年分の生活費」を切るという事はしないようにしています。1年分を切ると、心に余裕が無くなります。
通貨
通貨構成は以下の通りです。

- 米ドル50%
- 日本円49%
- 香港ドル1%
狙いとしては、「米ドル」と「日本円」の比率をほぼ1:1にすることで「円安」「円高」どちらに振れても、損得を調整できる状況を作る意図で、この構成に調整しています。
将来的に資産が増えてくれば、もう一つ通貨を増やす可能性はありますが、現時点ではそこまで通貨で分散を図る必要は無いと思っています。
気分や状況が変わって、第3国で生活するようになれば、第3国の通貨を組込むという形になる可能性はあるとは思っています。
主要銘柄
投資スタイルは、今月は変わらず。
J-REITが天井をつけてきたので、日本株は潰れない株でのスイング。
外国株は全売却はせずに、高値銘柄の一部を売り、売られすぎ銘柄を押し目買いしていくスタイルです。
日本株
日本株では、永久保有株はありません。基本的に潰れそうにない優良企業を選び、最小株は保持しつつ、スイングトレードです。
今回は上位組入5銘柄を公開
- ミンカブ
- JR東海
- 三菱UFJ銀行
- 日本電信電話(NTT)
- 日本郵船
ミンカブ(4436)
「みんなの株式」「株探」等のメディア運営と法人向け情報サービスが柱。競合がおらず、株式参加者がまだ増える余地があると、私は思っています。20年3月期から配当も出し始めたので、暫くは3500円ー4500円付近をウロウロすると見ています。
3500円付近で少しずつ買って、指値に引っかかったら売るというスタンスで臨んでいます。
JR東海(9022)
「東海道新幹線」「在来線」の運行と名古屋タカシマヤなど流通が柱。「東海道新幹線」を失わない限りは安泰の企業。JR系で最強銘柄なので、コロナ明けには株式上昇余地がかなりあると、私は思っています。
18000円まで上がったので、一旦その辺で売ってます。レンジが16800ー17500円くらいに変わりました。
三菱UFJグループ(8306)
国内最大の銀行を中心とした総合金融、利益の半分は海外で稼ぎ始めている。高収益かつ高配当銘柄なので、下がったら買増し、適度に利が取れたら売るというスタイルに合います。
600-700円付近をウロウロすると見ています。利回りが3%以下になったら、見直しますが現状はスイング対象銘柄。
日本電信電話(9432)
通信最大手、日本中にある「光回線通信網」と「docomo」の二本が収入の柱。菅さんが退陣決定から上昇しており、あまり落ちなくなってきています。
3,000円付近まで下がってきたら買い。
日本郵船(9101)
海運最大手。コンテナ不足で海運賃料増加の恩恵を受けて、一時期10,000円まで上昇したが、恒大問題で7000円代まで下がってきたので、配当利回りが9%付近まで上昇。恒大問題が進展したら上昇する銘柄。8500円まで半値戻しはすると思っています。
外国株
「配当貴族銘柄」や「新興銘柄」、「ADR」中心に大体均等分散で買い進めています。
「S&P500」に勝つポートフォリオを意識して組んでいます。
跳ねた銘柄を売却し、落ちた銘柄をリバランスして進めているので、組入上位銘柄は押し目買いしているので、含み損銘柄になっています。
今回は上位組入5銘柄を公開
- YALA
- V
- NEM
- BUD
- INTC
ヤッラー(YALA・ドバイ)
ドバイの音声SNSを中心としたメディア企業。人口が増えている、中東/北アフリカ地域で音声SNS「Yalla」、ゲーム「Ludo」を展開。
21年2月に最高値41.35ドルを付けて以降、下がり続けている。私の買増基準上限近いので、塩漬け気味。月1~2回で、買増中。
ベライゾン(V・米国)
米国大手通信コングロマリット。21年5月に61ドル超えだったが、そこからずっと下落中。月1~2回で、買増中。
ニューモント(NEM・米国)
金採掘企業最大手。資源株下落に連れて値を下げています。5月に73ドルを付けて以降、下落傾向。そろそろ、昨年3月のボトムと同じ54ドルなので反発を期待。
アンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)
ベルギーに本社を置く、ビール最大手。コロナ開けで回復してきたと思ったら、第6波が来て、ロックダウン。6月に79ドルを付けて以降、下落傾向。月1~2回で、買増中。
インテル(INTC)
米国半導体最大手。半導体銘柄の下落と共に下がっている。半導体は2022年半ばまでは不足気味という企業IRもあり、自動車も半導体に関しては、JIT(ジャストインタイム)調達方式から在庫方式に変更すると言っており、追い風は続くと見ています。
入替えた銘柄
最後に最近入替えた銘柄です。
ウェルズ・ファーゴ(WFC)
米国大手銀行。不正営業問題等で訴訟リスクや罰金リスクを抱えている。BACとJPMにスイッチングしました。
マッチグループ(MTCH)
出会い系サイト企業。SP500に採用され、株価上昇。一旦、暫くは上昇しないと見て、利確。下がってきたら、銘柄に加える予定。
まとめ
今回のポートフォリオは、現時点で私が思っている最適な配分。今後、変わることもあります。
「株式投資」はやり方をミスらず、市場に残り続ければ、資産を増やせれる可能性が高い方法だと私は思っており、実際に増やせています。
- 利益が取りやすいので「外国株」を厚めに持つ
- 為替影響を調整できるように「日本円」「米ドル」を1:1で持つ
- 「日本株」はあまり信じず、上限ー下限を見極めて、スイングトレード
- 「外国株」は利益率が高いので、連続赤字にならなければ押し目買い
株式運用で逆指値を入れて、利益が取れるようになると、本当に「生活が楽」になります。
私が運用している「銘柄」、「方法」も今後公開していこうと思います。
※投資は自己責任です。無理のない範囲での投資をオススメします。